
自分が頭が良いか悪いかは人と比べてのこと。
人は簡単に良い悪いを判断しようとするが、それは本来ならば簡単なことではない。
ある側面でしか判断していないことが多いから。
自分より頭が良いと思える人は、その部分を参考にしたり取り込んだりすれば良いから、そんなに問題にはならないが、頭が悪いと思えてしまう人は難しい。
そう思ってしまうとすべてが参考にならないと思ったり、自分の意見のほうが正しいと思ってしまう。
本来はそんなことなくて、ある一部分は自分の意見のほうが正しいかもしれないけど、常にそうなるわけではない。
どの部分は参考にして、どの部分は意見を通すか、ちゃんと考えなければいけない。
それは頭が良いと思う人にも同じことが言えるのかもしれない。
本来ならば親や上司に対してもそのスタンスは必要と思う。
つまり最初から見下して話を聞きはじめてはいけないし、最初から受け入れるつもりで聞いてもいけない。
じゃあどういうスタンスで入ればよいか。
それはきっと誰と話すにしてもそのことについて自分の思ったこと、考えたことを大切にすることだと思う。
誰と話をするかではなく、何の話をしているのか。
自分の中で違和感を持つのなら、それが誰の意見でもそれを大切にする。
自分の中でスッと入ってくるのなら、それが誰の意見でも合意を見せる。
意外とそれができる人は少ないと思う。
人と話をするときは、先入観を持ってはいけない。