2018-11-19合気道の審査

昨日合気道の準10級の審査があった。

この1週間、君は僕と一緒に毎日練習してきた。

そして昨日の審査。

なんと練習してきたことと違う技が出た。

後で知ったんだけど、その技は10級のもの。

準10級とは異なる。

君はきっと戸惑ったと思う。

でもなんとなくやってのけたね。

あともう一つ誤算だったのは、順番通りに技をやらせてもらえなかったこと。

2年生の同じ級の友達と一緒に受けたんだけど、その子は順番通りにやったけど、君は逆から技をやることを求められた。

戸惑っただろう・・・

でもなんとかやってのけたね。

君はすごい。

そういえば初めて審査を受けた時も、僕も初めてだから何もわからず、どんな技が求められるかもわからず、普通に望んだら紐を結ぶということを求められた。

君はやったことないからね。

それをみんなの前でやれって、なんでもいいからやれって言われて、本当に可愛そうだった。

僕はその時に何かいえばよかったのだろうか。

よくわからない。

終わった後にフォローしたけど、もう人前で何かをすることが嫌になるんじゃないか。

トラウマになるんじゃないかって思った。

でも君は次の日からその練習をやって、次の週にしっかりできるようになって、先生の前でやってのけた。

何度も言うけど君はすごい。

僕やママよりももっともっとすごい。

僕は助けてあげなかった。

思い出したんだけど、僕が小学校中学年くらいの頃、お楽しみ会でゲームに負けて、罰ゲームとして歌を歌えと言われた時があった。

ゲーム中はよくわからず、歌なんて歌えないって苦しんでいた時に、母親が「ルールを理解していなかった」って助けれてくれたことがあった。

あのときに僕は本当に母親に助けられたって思った。

これからは僕は君をしっかり助けるよ。

ごめん。

誰も助けてくれなかったのは本当に辛かったよね。

今回の審査はそんなに辛くなかっただろうけど、初回の審査は同じような思いをしていたんだろうと思う。

親として情けない・・・

僕はこれから君をしっかり助けるよ。

でもまぁ助けなきゃいけないくらいのことが起こっていないだけかもしれないけどね。

でもこれからそういう場面がきっとやってくる。

そのときはちゃんと助ける。

これに懲りずに、このまま君らしく育って行ってほしい。

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