今日僕は君とサンクスの近くの公園まで自転車で行ったんだけど、帰りに坂道だったから自転車を押して帰らなきゃいけなかったんだよね。
僕はそれを手伝わずに、君は一人で押して帰ってきた。
大変なことも頑張ればできるってことを教えてあげたくてね。
でも急な坂道に差し掛かった時に君はなぜか僕にいろいろ話をしてくれた。
友達がみんな君のこと嫌いなんだって。
みんなが遊んでいるころに入れてって言ったらだめよって言われたって。
みんな許してくれないって。
ご飯を食べている間も君を許してあげようかどうしようか考えているって。
僕も泣いちゃった。
君は3歳にしてそういうことを考えるんだね。
僕が小さいときはどうだったんだろう・・・
そういう時もあったのかな・・・
僕とママはまじめて、友達の中に入っていくことがなかなかできない。
君はきっとそれを受け継いでしまっているんだろうね。
あとみんなは君のママとパパは好きだけど、君のことは好きじゃないって。
つらかった・・・どうしたらよいのか、なんて言ってあげればよいのかわからなかった。
ちゃんと聞いてあげることが大切なのかなって思ってとりあえず聞いてあげて、そのあと一人で遊ぶことは恥ずかしいことじゃないし、悪いことじゃないって言った。
みんなで遊んでいる中に入るときはいれて、って言わなくてもはいっていけばいいんじゃない?って言った。
それは正しいのだろうか・・・
ほかの子はそうしているみたいだからね。
君もそうするって言ってたけど、僕の中でもすごく悩んだよ。
僕も小学校の時はつらかったなって思いだした。
なんかいまいち友達と仲良くなれなくて・・・
本当の友達って何だろうって今は思うよ。
大人になるとそんなこと考えなくなるけどね。
もっと頭を使えるように導いてあげなくちゃ。
たぶん何かすごいことができるとそういうことが少なくなるんじゃないかなって思う。
だからそういうすごいところを君に持たせてあげたい。
そうすると君もきっと自信がつくからね。
なんだろうな・・・本気で考えよう。
何ができると君が自信をもって生きていけるのか・・・ね。