2019-01-30昔のパパ

今日はパパは仕事が休み。君は一昨日高熱を出して、昨日タイから日本に帰ってきたため、病み上がりで疲れているのもあり、保育園は休ませた。

9時半ころまで一緒に寝ていたが、その後朝ごはんを食べて、元気だったから、二人でパパの昔に住んでいた家などのそばを散歩することにした。

二人で車で45分くらい。昔の家の近くでコインパーキングを見つけて、二人で散歩。

君はポケモンゴーをやりたいというから、一緒にやった。

まずは幼稚園くらいから住んだ家の近くの個人商店でメロンパンを食べた。

なぜかかなりおいしかったな。

おばさんもなんとなく見たことがあるように思えた。

友達の家の跡地や、僕が小学生の時にかなり苦しんだ歯医者さんを見たりしながら、家の跡地へ。

すでに違う家が建っており、ほかの人が住んでいた。

でもなんとなく中学時代の自分を少しだけ感じることができた。

その後小学校へ。

友達が校舎から落ちて死んでしまった話をしたりしながら、ぐるっと回り、中学生の時によく歩いた道を進んで、僕が生まれた家へ。

建物はやはりほかのものになっていたが、木とかは変わっていないと感じた。

その後僕が生まれた病院を抜けて(かなりきれいになっていた。)

お昼ご飯はその商店街のお蕎麦屋さんへ。

君はすき焼きうどん、僕はかき揚げ丼を食べた。

君は高熱後、食欲がまだ戻っていなかったから、ほとんど僕が食べておなか一杯になりすぎた・・・

その後中学校へ。

やはり中学校のほうが思い出深かった。

なんとなくだけど、少しその当時を思い出すことができた。

あとはコインパーキングへ戻って車で帰ってきた。

自分ではかなり距離があると思っていた家から中学校までの道のりも、かなり近く感じられ、6歳の君でも普通に歩くことができた。

毎日だと厳しい思い出になるのかな。

何もかもが小さく感じて、僕が大きくなったからだろうけど。

あとは覚えていることはずいぶん少なく、もう30年以上も前のことだから、もう少し早くいってみればよかったって思った。

君はこの家から出て行っても、たまには戻ってくるだろうか。

その時に僕たちはここにいるのだろうか。

何か思い出の忘れ物などあるのかなって思っていってみたけど、特にはなかったみたい。

でも君と一緒に行けたことは、僕にとっては価値のあることなんだろうって思った。

過去って何だろう。

今の僕は過去から作られているのだろうか。

それとも未来を見据えて作られているのだろうか。

両方なのかな。

それとも現実は今しかないのだから、過去や未来は関係ないのだろうか。

先々週くらいに、タイムトラベルセラピーというのを受けた。

僕にとって中学2年の自分が一番輝いていたみたい。

その時の自分は何を考えて、何をして生きていたのだろうか。

今考えると野球のことしか考えておらず、勉強もほとんどしていなくて。

好きな人はいたのだろうか。

その日々は充実していたんだね。

昔の僕は今の僕にグローブをくれた。

野球をやれって言っていた。

だから今年は野球をやろうと思っている。

きっとそういうタイミングが来ると思う。

その時には進んでやろうと思っている。

確かにあの時は本能で生きていたのかもしれない。

あまり周りのことも考えず、でも他人に邪魔もされずに野球に熱中していた。

そんな気がする。

そんな時代に戻れるのかな。

野球をやると変わるみたいだから、とりあえずやってみようかな。

今日は一日パパの昔の日々に付き合ってくれて、ありがとう。

30年後に君と一緒に僕が小さいころを振り返ることができたこと、とてもうれしく思ったよ。

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